腸脛靭帯炎 case1
2010年2月9日症例報告
患 者
40代 女性 パート
来 院
平成22年2月
症状と来院理由
ママさんバレーで活動している。
1月中、バレーの練習中に膝に痛みを感じ整形外科を受診したところ、外側半月板損傷と診断される。
ヒアルロン注射と鎮痛剤で治療していたが、痛みに変化がなく知人のから口コミで来院。
治療の内容と経過
大腿骨外顆周辺に限局性圧痛があり、腸脛靱帯の緊張を認めた。
また、グラスピングテスト+のため、腸脛靭帯炎を疑った。
大腿筋膜張筋へのコンビネーション治療(ハイボルテージ+超音波)、患部アイシング+マイクロカレントにて施術。
股関節、足部のリアライメントのためのエクササイズとトレーニングを指導し、約3週間ほどでバレーに完全復帰した。
同時に治療した症状
なし
使用した主な手技・電療
軸足コンディショニング
ハイボルテージ+超音波治療
マイクロカレント治療
考 察
下肢マルアライメント(内反膝)があり、それによって引きこ起こされた症状であると考えた。
結果として出ている痛みと緊張をとりつつ、原因である下肢アライメントへのアプローチをかけることで再発予防にもつなげた。