環抚仙湖高原国際ウルトラマラソン 走ってきました
2017年9月30日大会出場
【2017長安福特 環抚仙湖高原国際ウルトラマラソン】
9月30日に走ってきました。
縁あって、招待という形での参加でした。
6月のサロマ湖で13時間ギリギリのゴールだった私には、制限時間12時間、標高1700〜1900m、激しいアップダウンというなかなかハードルの高い大会であり、久々に緊張と不安を抱えながらのレースとなりました。
序盤は市街地を走る比較的平坦なコースでしたが、20kmあたりから急な上り坂が…
標高も高いので、息が上がってしまい無理はできない感じになってしまいました。
蓼科のツルヤからの坂練習(分かる人にしか分からない表現ですいません)を彷彿とさせる道のりでした。
そのしんどい坂のてっぺんは1920mくらい。
そこからも脚に堪えるアップダウンがちょいちょいありました。
50km地点では、50kmの部に出場した選手がゴールをしていました。
これ、きつい身体には結構つらい状況ですよ。
俺も終わりたい…という気持ちをしまいつつ進みましたが、ランナーの数も減り、前後に人がいない寂しいひとり旅が続きました。
気温はガンガン上がるし、身体は動きにくくなってくるしで歩く回数も増えてきて、関門時間を気にして計算しながら進むことに…
それでも、どうにかこうにか80kmまでくると何とかゴールできそうだなという気持ちがでてきました。
ところが、その矢先、また壁みたいな坂が立ちはだかります。
正直、この坂が一番きつかったです。
でも、そこからの眺めは一番良かったです。
90kmを通過する頃には暗くなり、後ろからライトで照らされながらの走りとなりました。
そして、いよいよゴール目前。
沿道から手がたくさん伸びてきて、ハイタッチしながらゴールをしました。
待ってくれていたのは、参加にあたってお世話になったお二人(小林さんと高橋さん)でした。
本当に嬉しかったです。
ゴールできた安堵感は半端ないものでした。
記録は11時間48分25秒
現状は出しきれたと思います。
だけど、久々に国際レースを走り、高ぶりました。
50kmも100kmも日本人が優勝しました。
同年代の方が入賞したり、健闘したりしてました。
若い世代の挑戦を知りました。
それを目の当たりにして、どこかで諦めかけ、蓋をしていた気持ちが沸々と。
もっと走れるように身体を作り直そう。
そんな風に思えるようになった大会でした。
お誘い頂いて参加できました。
たくさんの関係者にお世話になりました。
家族はじめ所々に無理を言って参加させてもらいました。
おかげで本当にいい経験ができました。
ありがたいことです。