UTMF 2019 ランナーズケア VOL.3
2019年5月1日スポーツトレーナー活動
2019年4月26日～28日にかけて、富士山周辺で行われた、UTMF（ウルトラトレイル・マウントフジ）のレースサポートに行ってきました。
今回はその模様をお伝えする第3回です。
このUTMFは、100マイル（約165km） 累積標高差7942ｍというとんでもないレースです。
UTWT(ウルトラトレイルワールドツアー)シリーズの1つにもなっており、世界中から参加者がやってきます。
参加するにも厳しい条件があり、参加できるだけで誇れる大会となっています。
そんな世界規模の大会でランナーズケアを昨年に引き続きやらせてもらえることになりました。
今回の担当はスタート前とA9富士吉田でおよそ154km地点で残り11km、疲労やダメージもかなりの状態でやってくることが想定されました。
そんなUTMFランナーズケアの様子を投稿します。
今回はは28日の閉会式の様子です。
昨日一昨日の悪天候から一転、快晴の中での閉会式になりました。
清々しい空気に素晴らしい青空でとても気分が良いのですが、レースが終わってからの天候回復に複雑な思いもありました。
実行委員長 鏑木さんの状況説明。
追加コースを設定し、
①MF_KATSUYAMA95k（富士山こどもの国〜A5勝山95km）
②MF_OSHINO114k（富士山こどもの国〜A6忍野114km）
③MF_YAMANAKAKO127k（富士山こどもの国〜A7山中湖127km）
④MF_NIJYUMAGARI140k（富士山こどもの国〜A8二十曲峠140km）
⑤MF_FUJIYOSHIDA154k（富士山こどもの国〜A9 富士吉田154kn)
⑥ウルトラトレイル・マウントフジ（UTMF）
の6コースでのレースとなりました。
12時50分までにＡ5勝山に到達したランナーは完走者になるとのことでした。
男子総合優勝のXavier Thevenard（グザビエ・テベナール ）選手
2位に1時間以上の差をつける、圧倒的な強さでの優勝でした。
こんなに強いのに、とってもシャイなところがあるそうです。
総合男女上位入賞者の記念撮影。
女子総合優勝者のFuzhao Xiang（シャン・フージャオ）選手。
こちらも女子2位の選手に1時間半以上の差をつけ、ぶっちぎりの優勝でした。
男子総合3位のLoren David Newman（ローレン・デイビッド・ニューマン）選手。
2位の選手とは36秒という僅差でした。
男子総合8位の土井陵選手。
レース中の表情とは全く違う、気さくな選手でした。
そして我々も壇上へ！
1500人を超えるスタッフの一員としてこのUTMFに関われたことは、素晴らしい経験となりました。
これが来年のパンフレットやプログラムに使われるのを期待しています(￣▽￣)
閉会式終了後、昨年の中国でのウルトラマラソンに一緒に参加した望月選手と再会しました。
望月選手もUTMFに出場し、A8山中湖まで到達したそうです。
我々のサポートしていたA9富士吉田まであと1区間だったのですが、そこで中止となりました。
驚いたのは、望月選手と一緒にいらしたお友達。
昨年のUTMFのA5勝山でランナーズケアに来てくれた小野選手でした。
まさかの再開にとてもうれしくなりました。
で、富士山バックでアフターケア。
サポートの締めくくりをしました。
今回のランナーズケアに一緒に参加した仲間です。
・伊藤 勇矢(Yuya Ito)
・曽根 康弘(Yashiro Sone)
・中津川 翼(Tsubasa Nakatugawa)
・小田 祐子(Yuko Oda)
・魚地 秀治(Shuji Uochi)
来年もまたサポートしたい大会です。
そして、いつかは出てみたい大会です。
