股関節の痛み
2012年2月9日症例報告
患 者
20代 女性 専門学生
来 院
平成24年2月
症状と来院理由
1週間前に突然歩行できないくらいの痛みが出たため、整形外科を受診。
神経痛の一種と診断された。
整形外科では特に治療もなく様子見だったので、知人の紹介で来院。
当院来院時は、体重を乗せると痛みが増すとのことで、歩行時の痛みは当初よりは軽減してきていた。
治療の内容と経過
若干の脊柱側弯があり、そのために片側の股関節への負担が大きくなっているものと予測された。
評価を行っていく中で、腸腰筋が短縮傾向にあることがわかったので、手技とストレッチを行った。
また、自宅でのストレッチも指導したところ、1週間ほどで痛みは消失した。
同時に治療した症状
なし
使用した主な手技・電療
トータルコンディショニング
ストレッチ
考 察
専門学校での座学で座りっぱなしの時間が多く、もともとの脊柱側弯も相まって痛みを誘発したと考えられる。
股関節の痛みは消失したが、脊柱側弯へのアプローチも必要であると考えられた。