足の甲の痛み
2017年10月16日症例報告
患 者
60代 男性
来 院
平成29年10月
症状と来院理由
長靴を履いて長時間作業をしたところ、足の甲に腫れがあり痛みを感じるようになり来院。
当初は歩行でも痛みが出ている状態であった。
治療の内容と経過
足部アライメントとアーチの崩れが原因と思われたので、炎症部位への電療を行いつつ、軸足コンディショニングを施術した。
また、炎症が落ち着いてきた段階で足部のエクササイズを指導し、自宅でのセルフケアへつなげた。
1週間間ほどで痛みは消失した。
同時に治療した症状
なし
使用した主な手技・電療
軸足コンディショニング
マイクロカレント+超音波治療
考 察
もともとの偏平足に加え、ぶかぶかの長靴を履いての作業によって、足趾伸筋腱炎を起こしていたものと考えられた。
そのため、炎症を引かせながら、足部のリアライメントを狙った軸足コンディショニングを行い、セルフケアとして足裏コンディショニングを指導した。
セルフケアの意識を持っていただき、自宅での取り組みがなされるようになった結果、治癒期間の短縮につながったものと考えられる。