【後編】第33回サロマ湖100㎞ウルトラマラソンに出場してきました
2018年7月15日大会出場
6月24日に第33回サロマ湖100㎞ウルトラマラソンに出場してきました。
100kmはこれが22回目、サロマ湖は19回目の出場になります。
今回は後編です。(前編はこちら)
まだまだ暑く雨も降っていないものの、54kmのエイドで預けておいたカッパを腰に巻いて出発しました。
結果的には、これが完走の決め手になったと思います。
58km地点。
あと42km。マラソン1本分まで来ました。
暑さにやられ、すでにヘロヘロです。
65km付近。
通称【魔女の森】
木陰でフラットなところなので、暑いときにはホッと一息、雨の時でも少ししのげる・・・
ちょっと調子を取り戻し、ペースも上がりやすい。
そんなところは長く続くわけではなく、森を抜けると森に入る前よりもきつく感じてしまう。
そんなポイントです。
私にとっては、もう一つの意味を持っています。
魔女の森を抜けたらすぐに、この年に女子の世界記録を樹立した阿部友恵選手に追いつかれ、抜かれました。
まさに魔女の一撃でした(;´Д`)
今でも鮮明に覚えています。この場所で抜かれました。
74km
エイドステーションで楽しみにしていたそうめんをいただき、気を取り直したところで雨が降ってきました。
気温も一気に下がってきています。
さっそく腰に巻いたカッパを着用。
進むにつれ雨は強くなってきます。
80km
ついに難所のワッカ原生花園に入りました。
サロマ湖とオホーツク海の間にあるコースは、風が吹きっさらしになります。
前半の汗、そしてここへきての雨、濡れた身体を容赦なく風が冷やしていきます。
風雨対策をしていなかったランナーが道路わきで救護班にもらったエマージェンシーシートにくるまり、回収を待っている姿が目立ち始めました。
同様の人が進めば進むほど増えていく・・・
まさに地獄絵図のようでした。
89kmすぎ
やっとワッカの折り返しです。
ここは大きな橋が架かっており、けっこうな斜度を上ります。
風も凶暴なくらい吹いていました。
写真を撮るのを諦めたくらいです。
この辺でリタイヤを決めたランナーもちらほらいました。
もう一息、でもしんどいなぁと思っていたところ、序盤から抜きつ抜かれつを繰り返していたランナーに「ずっと一緒でしたね。」と話しかけられました。
少し話をしながら、それでも抜きつ抜かれつを繰り返しました。
97kmすぎ
いよいよワッカを抜け、ゴールも目前です。
99km付近でまた先ほどのランナーと一緒になりました。
「せっかくなので一緒にゴールしましょう」となり並走。
100km
今年もゴールできました。
サロマ湖は19回目!
グランドブルーにリーチです(^▽^)/
近年は感動よりも安心が先にわいてくる感情です。
でも、来年は20年という節目。
きっと感動が先にわいてくるんだと思います。
来年を楽しみに、また走り続けたいと思います。